オペラ 『フィデリオ』
フィデリオは、ベートーヴェンが完成させた唯一のオペラです。

原作はジャン・ニコラス・ブイイにより、ドイツ語台本はヨーゼフ・ゾンライトナーおよびゲオルク・フリードリヒ・トライチュケによるもの。
主人公レオノーレが「フィデリオ」という名で男性に変装して監獄に潜入し、政治犯として拘留されている夫フロレスタンを救出する物語です。
ベートーヴェンが構想したオペラには、他に『ヴェスタの火』(1803年)がありますが、結局1幕のみで未完となりました。
第2幕のフロレスタンと再会した時に歌われるレオノーレのアリアには、『皇帝ヨーゼフ2世葬送カンタータ』の第4曲が転用されています。