くるまの事 その1
日本のクルマ社会の歴史は、誕生からわずかに40年足らずです。
しかし、モータリゼーションの発展は、どの国でも見られないほど急激に進み、現在に至っています。
モータリゼーションの初期には、経済水準も低く、また、クルマに対する意識レベルも低かったため、その基本にあったのは、安く、かつ壊れないことでした。
だが、一方でステータスシンボルとしてのクルマという存在もあり、走行性能や居住性、スタイリングなどクルマに対する諸条件は、速くて大きい、かつ「先進の」とか「高級な」という点に絞られていました。
しかし、ユーザーも二台目、三台目とクルマを乗り継ぎ、また、クルマ社会に対しての経験を積んでくると、クルマに対する意識レベルもまた向上してくる。


